施工期間中、夜露を無視して外壁塗装を行うと完了後に見栄えに出る悪影響をご紹介致します。
なぜ外壁塗装は秋頃が多忙期なのか?
その要因は主に、、、
・窓を養生したら原則開閉ができないので、窓を閉めて過ごすのに適した季節だから。
・真夏の時期に職人に作業してもらったら悪いから(熱中症や事故があっても嫌だから)
・真夏同様に真冬だと職人に悪いと思うから。
などが理由となっているケースがあげられますね。
よく「秋は塗装に適した時期です」と言う施工店がありますが、それは正直施工店側の都合になり、季節ごとに施工方法を変えれば何ら問題はありません。
なぜなら、季節や施工時期の温度に適した施工方法がカタログなどにも記載されているからです。
ただし秋頃は台風の多いシーズンにもなり、足場があるのに工事が進まず、お休みする日も多くなってしまうので、「足場がある期間は短い方が良い」という理由で、敢えて夏頃や春頃をご希望される方もいらっしゃいます。
夜露が悪影響になる原因!
結露の多い時期は、夕方付近の上塗り(最終仕上げ塗装回)は危険です!!!
艶消しにて塗装するのなら、何も危険ではないのですが、 艶調整品など艶が少しでもある塗料にて塗装する場合には、塗装する時間帯によって、夜露の影響で艶が消えてしまうからです!
※サイディングの「直張り工法」やソフトリシンでは、艶の調整や色濃度の調整も制限されますので、それぞれの専用仕様であれば、ほぼ影響はありません。
・通気工法のサイディング
・モルタル
・ALC
・スレート系屋根材
・塗装できる洋瓦系屋根材
・付帯部(雨樋・破風板・鉄部・木部・水切りなど)
⬆️上記全ての塗装箇所では、「色は同じなのに艶だけがない/テカりにムラがある」様に見えるなんてことが起こりうる危険があります!
施工店にもよりますが、業界的には付帯部・屋根は一般的に艶調整せず、塗料本来の「艶あり(10分艶)」で塗装することがほとんどです。
ただし三回塗り仕様の最終工程「仕上げ二回目」の際、地域や天候にもより影響の大小差はありますが、夕方以降に塗装してしまうと、夜中や朝方の「露」のせいで乾燥工程中に艶が飛んでしまうのです。
これは品質への意識や経験のある塗装屋さんならほとんどの方が知っている内容になりますので、お客様が気にせず普段通りに過ごしていても、何ら問題なく施工スタッフが対策し進めてくれる施工店もあります。
ただ、相見積もり中に業者をふるいに掛けるのであれば、「相見積もり中にわざと聞いてみる」のもありかもしれません。
各会社の営業スタンスによって違いがあるのも確かですが、 弊社のようなわかっている情報(メリット・デメリット)やリスク、工事後の目の錯覚での色味の見え方、注意事項を事前にお伝えする会社であれば、必ず事前に教えてくれます。
外壁塗装や屋根塗装、付帯部などは艶が引いても機能的には何ら問題はありません。
ただし艶が引けてしまったお家を足場解体後に見てみると、、、
光沢がある部分とない部分が肉眼でもはっきりわかります!
住宅地を車などで走行しているとたまにそういったお家もありますが、お客様によっては気付かないケースもあるようです。
ただし復唱にはなりますが、機能が悪い訳ではなく、仕上がりの問題になりますので、仮にお客様が気付いて担当者に言っても、丸め込まれてしまう可能性も低くありません。
※塗り直しは別途費用が発生するなど。(ただし艶ムラは施工店の品質に問題がある為、建物の原因でない限り、本来であれば無償で塗り直しを行うものです。)
最後に
外壁塗装をはじめとする外装リフォーム工事は、大掛かりな工事でもあり費用コストも大きくなってしまいます。
だからこそ専門店である弊社ワンリフォームでは、施主様が失敗したと思わないよう事前打ち合わせを親密に行い、お互いにあやふやな点や他人任せが絶対にないよう実施する為に考え、進めております。
何事も”慣れ”は悪影響を及ぼしますので、「お客様のモノ」だからこそしっかりした工事を一緒に完成させていきます。
また弊社では、半年後や一年後に工事を着工したい場合も、「予約」という形で工期だけ抑えることも可能となっております!
※通常はご契約順での施工となります。
町田市の外壁塗装専門店ワンリフォームは、外壁塗装の専門的な知識や注意点はもちろん、基本的な事から考えられるリスクも全て診断書にて共有させて頂きますので、ぜひお気軽にご相談ください。
そしてプロのご提案と施工をぜひご体験ください。