シーリング工事における必見内容を公開しております。

シーリング工事の必須項目/町田市の外壁塗装専門店ワンリフォーム(ONE REFORM)

下塗りプライマーの重要性

外壁塗装と同じように、シーリング施工においても「下塗り材」というものがあり、それは必須項目になります。
その下塗り材とは、プライマーというものになります。
サイディング目地(サイディングの隙間・つなぎ目)や窓廻り、どちらにも必須です。

現代のように外壁塗装業界が盛んではない時代では、こういった下塗りを塗布せず、直接シーリング施工を実施する業者がたくさん居たと年配の職人からも聞く事があります。
シーリング材がどんなに高耐久のものでも、下塗りプライマーがきちんとメーカー推奨量塗布されていなければ、シーリング工事が全くの無意味になります。
外壁塗装と一緒に施工されることの多いシーリング工事ですが、シーリングはジャンルとして「防水工事に分類」されますので、きちんと建材に密着させる必要があります。
サイディング目地に充填するシーリングは、サイディング断面やサイディング裏への雨水の侵入を防ぐためのものです。

※各シーリングメーカーからプライマーが販売されておりますが、シーリングメーカーごとの組み合わせでなければなりません。(塗装工事のように下塗り材と上塗り材のメーカーを変える等はリスクがありますので推奨できかねます。)

《先打ち》と《後打ち》

皆さん、シーリング工事には大きく、「先打ち(さきうち)」と「後打ち(あとうち)」があるとご存知でしたか?

先打ち・・・塗装前にシーリング工事を実施し、シーリングの上に塗装する施工方法

後打ち・・・塗装後にシーリング工事を実施し、塗膜の上にシーリングが露出する施工方法

これらは外壁材の特性や劣化状況、または施工したい塗料によって施工店側が判断し選定しなければならない項目なんです。
塗料メーカーが数多くあるように、シーリング材にもメーカー特有のチョイスがされ、同じグレードでもメーカーによっては先打ちか後打ちか縛りのある材料もあります。
定期点検を行なっている弊社では、工事後の状態を目視している為、その結果を元に日々最新の情報を施主様に共有する事ができます。

※先打ちで塗料の密着が弱いもの/後打ちで紫外線に極端に弱いもの。メーカーによって経年劣化も大きく異なります。

「打ち替え」と「打ち増し」

打ち替え・・・既存シーリングを撤去後、プライマー塗布⇨新規シーリング充填する工法

打ち増し・・・既存シーリングの上にプライマーを塗布し新規シーリングを充填する工法

シーリング施工をする際に【「打ち替え」と「打ち増し」どっちが良いですか?】とご相談される事が多々あります。

これは外壁材の状態や種類にもよりますが、基本的には「打ち替え」を推奨しております。
既存の傷みが発生しているシーリングの上に新しいシーリング材を充填しても、古いシーリング材の影響で新しいシーリング材の劣化速度が早いからです。
ALCやパワーボードなど、特殊外壁の場合には、お家ごとの診断・選定が必要になりますが、基本的には打ち替えを推奨しております。(打ち替えの場合、既存シーリングの撤去費用がプラスになりますが、それ以上に耐久性が向上します)

※他社と大きく金額が異なる場合、打ち増しになっていたりするのでご注意ください!

シーリングの種類

現代ではシーリングの種類について知らない業者はいませんが、一昔前は塗料が密着しない「シリコン」を使用する業者も多くいました。
塗装工事に使用するシーリング材の種類は「変成シリコン」が主流です。

変成シリコンは、硬化後に塗料を被膜させる事ができ、シーリング材と塗料の相性も重要ですが、長い年月で耐久してくれます。
変わってシリコンは、耐水性に優れている為、塗料も弾き密着してくれません。
ただし紫外線が弱点の為、室内などの浴室や水廻りに多く使用される傾向があります。

まとめ

  • 下塗りプライマーがシーリングのカギ
  • 下塗りプライマー塗布量に要注意!
  • 「先打ち」と「後打ち」の選定を間違えてはならない。
  • 打ち替えと打ち増しの違いに注意!
  • 塗装する箇所に使用するシーリング材は「変成シリコン」

よくある質問

下記にてよくあるご質問を公開させて頂いておりますが、電話orメールでのご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

Q:初めてのシーリング工事(打替え/打増し)で注意すべき点はありますか?

A:はい。
初回に限らず、シーリング工事は、「下塗りプライマーの塗布量」を重要視しなくてはなりません。
シーリング工事で下塗りプライマーの塗布量不足があった場合、工事後の経年の中で剥離の原因となる可能性があります。
※下塗りプライマーとは?

Q:シーリング工事での注意事項はありますか?

A:あります。
シーリング工事で用いるシーリング材は塗料と同じくメーカーや種類がたくさんあります。
その中でも、先打ちで施工する場合の注意点と後打ちで施工する場合の注意点は異なります。
先打ち→塗膜と相性の良いものを採用しないと密着しない。
後打ち→紫外線に弱い種類だと数年でボロボロになってしまう。
※先打ちとは?
※後打ちとは?

Q:外壁塗装と同じタイミングで施工しなくてはならないのですか?

A:いいえ。
お家の築年数やシーリングの状態によって、シーリングのみ先に施工する方もいらっしゃいます。
ただし、別の時期に工事する場合は足場代が二重になってしまうので、雨樋取り替えや屋根改修などの高所作業と一緒に組み合わせることをお勧めしております。
※外壁塗装とシーリング工事

Q:色決めが大変なので、高耐久シーリングでも先打ち施工可能ですか?

A:可能ですが、推奨できかねます。
高耐久シーリングのオートンイクシードは、後打ち施工をメーカーも推奨しております。
また色決めにおいては、シーリングは調色ができない為、シーリング色を先に決めると塗料は調色が可能なので、スムーズに決められるかもしれません。
また先打ちにて施工した場合、シーリング材の方が柔らかい為、上に乗った塗料がビリビリと割れてしまう可能性が非常に高いので、ご注意ください。
※高耐久シーリング

Q:シーリングと外壁塗料の色を分けても平気ですか?

A:もちろん問題ありません。
新築時から色が分かれているお家もあるように、メンテナンス時に色をわざと変える方もいらっしゃいます。
色を分けても、先打ち/後打ち+下塗りプライマー塗布量の注意事項もクリア出来ればリスクはありません。

外壁塗装とシーリングについての詳細はコチラ

    ※希望返信方法

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