スレート屋根の落とし穴/町田市の外壁塗装専門店ONE REFORM(ワンリフォーム)
スレート屋根の落とし穴/町田市の外壁塗装専門店ONE REFORM(ワンリフォーム)

初回メンテナンス時のスレート屋根について本ページに記載しております。
※スレート屋根塗装における落とし穴についての内容になります。

スレート屋根とは?

スレート屋根とは、正式には「化粧スレート」と呼びます。
近年の戸建て住宅で最も多く採用されている屋根材になり、本来のスレート材に繊維を含有させた化粧スレートが現代の屋根材等に採用されているものになります。
建材としては、安価・薄くて軽い・耐震性がある等が支持され多く採用されています。

※以前は含有繊維にアスベストが採用されていましたが、2006年頃のアスベスト完全撤廃により、現代の化粧スレートには、ガラス繊維や合成繊維が用いられています。

スレート屋根塗装における重要工程

スレート屋根の塗装工事において、最も重要な作業工程をご存知でしょうか?

クラック処理、縁切り、色選び、、、
どれも間違ってはいませんが、弊社では塗膜との密着度、耐久性の観点から、

下塗り工程が最も重要と考えております。

もちろんクラック処理をしなければ、屋根材の傷みを抑制できなくなってしまい、
縁切り処理をしなければ屋根材と防水シートの間で雨水が行き来してしまうなどございます。
ただしメンテナンスとして実施する屋根塗装におきましては「塗膜をいかに元気に長生きさせるか」が重要と考えます。

クラック処理や縁切りは、最悪の場合、後から補修することも可能ですが、下塗り工程はやり直しや後からの手直しができません!

外壁塗装にも言えることですが、塗装工事における下塗り工程のやり直しは出来ません。
重ね塗りでの塗り直しは可能ですが、塗料を剥がす以外、下塗り工程からのやり直しはできないので、下塗り工程の段階でより厳しく正しく施工しなければなりません。

下塗り工程の落とし穴

上記「スレート屋根塗装における重要工程」で、下塗り工程が重要と認識出来たかと思います。
ですが、下塗り工程の何を注意しなければいけないのか?

それは、、、適正塗布量での下塗り塗装!です。

そもそもスレート屋根の下塗り塗装は、「表面に光沢が出るまで何回も塗装しなければなりません。

これはもちろん塗料メーカーも公表していることですが、そもそも塗装したら光沢出るでしょ。と思いますよね?
実はスレート屋根の施工面での大きな特徴として、吸収力が非常に強いのです。
吸収力が強いと、下塗り作業後の乾燥時間中に乾き、下塗り作業前と同じ状態になってしまいます。
下塗りを一回したからといって、この状態で中塗り・上塗りへと工程を進めてしまうと、下塗りなしでの塗装工事と同じ扱いになってしまいます。

したがって、スレート屋根塗装において最も重要なのは、【下塗り塗料の塗布量】になります。

スレート屋根の下塗り/町田市の外壁塗装専門店ONE REFORM(ワンリフォーム)
スレート屋根の下塗り/町田市の外壁塗装専門店ONE REFORM(ワンリフォーム)

下塗り工程を適正作業するために

先述した通り、下塗り作業での注意事項や落とし穴を説明させて頂きました。
施主様にとって、わかりやすく判断する基準として、
「スレート屋根は表面に光沢が残るまで塗らなければならない」と覚えていただければ覚えやすいかと思います。

スレート屋根の落とし穴/町田市の外壁塗装専門店ONE REFORM(ワンリフォーム)

↑メーカーカタログにも記載がございます。

またカタログなどの注意事項は右下写真枠内を良くお読みください。
↓小さい字ですが、【施工上の注意】にメーカーが公表する全ての注意事項が記載されています↓

スレート屋根の落とし穴/町田市の外壁塗装専門店ONE REFORM(ワンリフォーム)
スレート屋根の落とし穴/町田市の外壁塗装専門店ONE REFORM(ワンリフォーム)

標準3回塗りの現代で、差別化の為に「4回塗ります」などという施工店もありますが、それが良い場合と悪い場合はお家によって大きく異なります。
4回塗りにしたことのよって、膨れるリスクが膨大に上がってしまうなど、塗り回数を増やせば良いということではありありませんが、スレート屋根の下塗りに限っては、光沢が残るまで何回も塗らなければなりません。

スレート屋根の下塗り/町田市の外壁塗装専門店ONE REFORM(ワンリフォーム)
スレート屋根の下塗り/町田市の外壁塗装専門店ONE REFORM(ワンリフォーム)

↑下塗り作業中の写真になります。
左下部分の範囲では、下塗り前なので光沢がなく、マットな状態です。
右半分は一目瞭然で光沢が残っています。ただし写真常上部の範囲では、すでに吸収が始まり、光沢にムラが生じています。
このような場合には、2回目の下塗り作業を行い、それでも光沢が残らない場合には3回目の下塗り作業を行わなければなりません。

※2回目以降のスレート屋根塗装では、上記写真とは異なります。

手抜きされない為の対策を

屋根塗装工事は外壁塗装工事と違って、施主様が普段目視して確認することが難しい工事部位です。
だからこそ、お見積り書やご提案資料にきちんとその旨の記載があるかの確認をしてください。

施工店と塗装職人の関係柄が、自社の職人でも外注の職人でも、手抜きされる時はされます。
塗装業界はまだまだ甘い人間が多いのも事実で、弊社はそういったズルをする施工店をなくすために起業した施工店です。

  • スレート屋根下塗り材の特徴をご自身でも調べる。
  • 屋根下塗り工程の注意事項はありますか?と担当者に投げかける。
  • 職人の知識や経験値を尋ねる。
  • 中塗りの施工写真で下塗りが見えるように写真撮影してもらう。

上記のような内容を敢えて担当者に尋ね警戒させるという作戦もあります。

町田市の外壁塗装専門店ワンリフォームでは、毎日の作業工程を日報ノートにて共有させて頂いておりますので、直接職人に尋ねにくい場合には、書面やメールにて確認することもできます。
また弊社では、初回塗装に限り、吸い込みを止めるような仕様もありますので、そちらをご希望の場合には、事前にお申し付けください。(吸収の止まらない通常下塗りの半分以下の回数で光沢を残せます。)

普段見えない屋根だからこそ、不安や心配に思う皆さま、ぜひ品質施工の弊社にご相談ください。
プロのご提案と施工を体験ください。


    ※希望返信方法

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