「チョーキング」とは?

「塗膜成分の結合が壊れてきているサイン」です!
ご存知の方も多いと思いますが、外壁や屋根・付帯部などを触った時、手に粉状のものが付着する現象をチョーキング現象と言います。(以前は白亜化現象と呼ばれていました。)
そんなチョーキングが始まっていると、すぐに塗り替えなきゃいけないと思っていませんか?
実は早急に塗り替えなきゃいけない状態ではありません!
訪問販売やあまり知識のない方が「早くしないと雨漏りしますよ!」なんて言いますが、チョーキングが起こっているだけで雨漏りはしません!
なぜならチョーキング現象は、「既存の塗膜が劣化し、塗膜の顔料が表面に出てきているだけ」だからです。
現在進行形で「変色や退色が起こっている or 起こる直前」のサインなのです!
確かに塗膜としては劣化し始めているという事に間違いはありませんが、雨漏りほどの大きな損傷には直結しません。
「数年以内に塗り替えしなきゃ」のように、外壁塗装の準備をする合図と思ってください。
(色褪せたヴィンテージ風な見た目を楽しみたい方は経過を見るのも良いかもしれません)
※外壁塗装などに用いられる塗料は、劣化が進むと各成分(樹脂成分・顔料・エマルション・シリカ・添加剤など)が崩壊し分離していきますが、一番初めに分離を始めるのは「顔料」になり、チョーキングはそれを指した症状です。

特徴としては、
①塗膜の劣化症状の中で一番知られている初期劣化症状。
②知識のない人はすぐチョーキングで脅かそうとする。
③外壁塗装の準備期間開始の合図。
④難付着ボードの場合には、築20年ほど経たないと発生しない。

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