「横樋(よことい)」とは?

横樋は、「雨を排水する横方向に設置された建材」です。
地域柄や人それぞれ呼び慣れている言い方として、雨樋(アマドイ)・軒樋(ノキドイ)・横樋(ヨコドイ)・トヨ・トイなど、それぞれあります。
そして横樋は、水平方向に設置されている樋の種類を指します。
水平方向に設置された樋は、近年では角型(コの字)のものが主流となっていますが、元々は丸型(半月型)でした。
横樋は、屋根に落ちた雨水などが最初に侵入する部位で、横樋を流れた雨水は集水器と呼ばれる縦樋と横樋の接続部を経由して縦樋に流れていき、地上もしくは地中へ排水される仕組みとなっています。
また横樋同士の接合部は、専用の接着剤で内部から留められており、紫外線などの影響で経年劣化し接着剤が切れてしまう事が多々あります。
ですがその場合には、接着剤のみ補修してあげれば問題ございませんので、悪質な業者に総取り替えを勧められないようにしましょう!

特徴としては、
①メーカーなどによってはコの字の大きさも異なり、新築時の勾配(設置角度)が適正でないと雨水の流れが悪くなる。
②樋は塩ビ系(プラスチック)のものがほとんどで、塗装をしないと色褪せや美観性を損ねる。
③敢えて必ずしも塗装が必要ではないが、紫外線による経年劣化で固く、割れやすくなってしまう。

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