「抜け防止」とは?
「屋根材専用留め具への処置方法」です!
これは現代となってはほぼ当たり前の作業ですが、今だに処置しない塗装屋さんも多いのも事実です。
スレート系屋根材や瓦系屋根材など、屋根塗装工事では屋根本体だけきちんと塗装すれば良いという訳ではありません。
一般の方からすると名前がわかりにくい箇所ではありますが、屋根に付随する建材の総称を役物(やくもの)と呼び、その部分を止めている留め具は釘になります。その釘の抜け防止処置する方法のひとつとして抜け防止を行います。
役物廻りの処置を行わず塗装だけにしてしまうと内部の木製下地が経年の中で痩せ釘が効かなくなり、少し強い程度の風でテコの原理で少しずつ釘が浮き「役物の板金が飛んだ」などという災害になってしまうケースもございます。
特徴としては、
① 世間でいう「屋根が飛んだ」とは、この役物板金が飛んだケースがほとんどです。
② 役物のつなぎ目にもコーキング(シーリング)などをすると尚良いとされています。
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